河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

人生の陰影を見つめて…

記憶の海にふと黄泉帰る小さな出来事

人それぞれに、隠れた物語りと涙がある

人生の陰影を深々と見つめて

遠い昔の懐かしい匂い

男と女 父と子…

人それぞれの愛憎と喜びと悲しみ…

華麗なものを映して淡く

時に軽く また重く

毒を含みながら迫る

人はみな、様々な夢に身を焼きながら生きる

この国の風土と慣習の坩堝の中で

人生の深い真実と熱き感動

清々しく生きたいと願う、その姿に

優しい眼差しが降り注げばいい

些細にして微弱なものの気に振り返れば

悪魔が壁の中で眠っている

幻影の人は去り、旅人は帰らず

東洋的情念 哀愁 無情が混然一体となって

野川の畔小径を独り逍遥する

放浪の夢 薄れて

春はまだ微かに

石の隙間に蒼い芽を隠しているのみ…

(季節の変わり目には、なんとなく歩き続けていたい想いがある。

独歩と言うのか、逍遥と言うのか…日本語の表現の豊かさに身を沈めて…歩くのが楽しい。)