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河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

川端康成の自死の意味を…

とある瞬間…いや一瞬と言っていい

ボクは知った

川端康成の自死の意味を…

夕闇の空気に沁み入るような、細かな雨は

洋上の潮路の果てまで続いているのか…

何気ない、日常の中のクライシス

危険な美意識は滅びるか

さもなくば変幻する

男と言う奴は、幾つになっても

大人の女性に胸が高鳴る

大人の女に少女を見つけようと試みる

無意識の中の意識 禁断の神秘性

発酵するエロスの極致

シュールな画家 D・H・ローレンスの描く水の精のように

人生なんて、歩いている影

ひと時、舞台上で光を浴びて

やがて忘れ去られる、他愛のないもの

川端康成の自死…

幼くして家族を失い、死の感覚を変幻しながら

生きていた作家だった

愛の美意識、その変幻に溺れた男だった

生者にとって死は一回きりだが

誰もそれを見ることができない

しかし、かの大作家はそれを見たかった

切望した

死の淵に近づきたかった

それを書き残したかった

しかし、それを見た瞬間…

彼は消滅した

(古都鎌倉はボクが高校時代を過ごした街だけれど、想い出すのは

神社仏閣ではなく、鎌倉を愛していた作家・川端康成なんだ。

そして、彼の自死について、その因果を考える。

今、ボクは彼が自死した年齢なのだ。)