河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

活発にうごめく妄想

放埒の悲しみ
しどけなき恐怖
春先の長閑な光もささず
ボクを罵り笑う地の底の声
妄想の胸元に火薬を詰め込み
大海原に向かって炸裂させる
ジェイムズ・ジョイスのユリシーズの如く
模倣されない凛とした文体のように
心たじろがず、屹然とそびえ立とう
恐ろしき静寂の中で
人それぞれに隠された涙がある
人は夢に身を焼きながら生きている
深い真実と感動が落ちている道
誰よりも理想を追っていた男は
誰よりも現実を知っていた
見えない力を、押し返そうと
力み悶えていた青春
七重八重 散り残る川辺の山吹
春まだ浅く・・・
(春は野原の草花が一斉に息づくように、人の妄想も活発にうごめく。そんな季節の変わり目の刹那を楽しむのもいいよね)