河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

戯れの恋は

ああ、すべては空しい
昨日、貴女の唇から受けた生命は
ボクの心にしみわたり
永遠に消えることはない
貴女はボクのものだ
と、言い残して青年は死んだ
ピストル自殺
青年の名はヴェルテル
彼のようにナィーブな愛をもつ若者は
今はいないだろうなぁ
この物語りを書いたのはゲーテだ
『若きヴェルテルの悩み』
青年の自我の葛藤に苦しむ多感な動揺を
見事に表現した名作
あのナポレオンも戦場で愛読したそうだ
まぁ、この若き男は永遠の青年像なんだろうね
尚、愛された彼女ロッテは人妻であり
健気な慎みを忘れず
最後まで毅然とした貞女だった
ヴェルテルはとんでもない女性を愛しちゃったんだね
現代的に言っちゃえばね(笑)
ああ、でもヴェルテルのような恋がしたい
幾つになってもさ(爆)
(恋の最初のため息は、知恵の終わり。恋と知恵は二律背反なんだね。そしてみんな知恵のある人を装って恋から逃げてる。現代がそのように見えるのはボクだけか?)