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河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

詩人の恋の物語り

汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さへ吹きすぎる

悲しさを時に美しいと思う
透明感があるのだ
涙の結晶としてのイメージかな
中原中也の悲しみが汚れるほどの
魂の咆哮はなんだろう
彼は17歳にして年上の女優に恋をした
山口から上京して同棲していた
しかし、愛する女優は
親友小林秀雄の元へ去る
汚れっちまった悲しみとはこの事だ
中原中也のもうひとつの詩には

恋人よ
お前がやさしくしてくれるのに
私は強情だ
夕べもお前と別れてのち
酒を飲み、弱い人に毒づいた
今朝、目か覚めて
お前のやさしさを思いだしながら
私は私の汚らわしさを嘆いている

男の心情としては分かるな
ボクの生き方とは余りにも違うけれどね

汚れっちまった悲しみに
痛々しくも怖じ気づき
汚れっちまった悲しみに
なすところもなく日は暮れる

(中原中也の余りにも未熟というか早熟な恋物語り。彼は自由奔放に人生を駆け抜け30歳で逝ってしまった。だから時に胸に迫るものがあるんだな)