河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

大衆の小衆化

大型連休のガサついた世間の中で
この時代の漠然と無意識に感じる不安
都会の街を歩けば、明るすぎる雑踏
観光地も駅も商店街も人の波
幸せそうな波頭
でも、それは鳥瞰で見た単なる景色
視点をアップに切り替えれば
賑わいは表面だけのエネルギー
笑いの表情の後ろ姿は陰湿
背後に忍び寄る不安の軍団
街の元気や観光地の活力は
現実を忘れたい一瞬の姿
忘却から走り回り飛び上がり
逃げ惑っているに過ぎない
今や大衆は小衆となり
マジョリティはマイノリティと化した
これを多様性社会と言うのは
あまりにも愚かな気がする
マスコミに操られている
地震 テロ 飢饉 戦争 病気
巨大地震が発生したら原発が安全などと
誰も思っちゃいないのに
余りにも多くの不安材料が
身の回りに有りすぎて
判断力ストップ状態
思考停止状況が今の、この国の姿に見える

(やっとGWの喧騒が終わった。行楽地の活況を伝えるニュースを見つめ、ボクは思う。みんな本当に楽しかったのだろうかと。むしろ辛かったんじゃないかと。群衆の後ろ姿にそんなことを感じた。)