河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

怒りをこめて振り返れ

その男はまるでマシンガンのように

世間に疑問と侮辱を叩きつける

その男 ジミー・オズボーン

すでに確立された社会に、疎外された青年だ

心の怒りをぶつけようがない
しかし、その怒りの矛先を爆発させる力はない

行動には移し得ないのだ

「俺達の世代の人間はさぁ、何か立派な主義主張のために

死ぬこともできない。

そう言うことは、俺達がガキだった頃に終わっちまったんだ。

今はもう、人をドキッと感動させる、主義なんか残っちゃいない。

終わっちゃったのさ。

どうせ、何も残っていないなら、せめて女にでもさ

首を絞めてもらった方がいいかもな」

今、こんなジミーのような男がごろごろいる。

別に数十年前のイギリスでなくても

今の日本には、箒で掃きたいくらいいる。

怒りや不満や疑問をぶつけるが、行動はしない。

既成の権威へ、陰では怒りを爆発させるが、表にはださない。

特にこのネットの時代は、彼らを隠す

彼らも隠れる

イギリスの劇作家 オズボーンの代表作品

「怒りを込めて振り返れ」のジミーのような青年が

今の日本にはごろごろいる

そのイギリスは、若者たちの無気力さから衰退した。

国家として何の魅力も無くなった。

日本もイギリスの背中を追っているとしか

ボクには見えないのだ。

若者だからこそ、行動力を見せてほしいのに…

(日本中にジミーを造ってしまったのは、ボクたち世代の責任もある。若者の自由を余りにも押さえつけてしまった。しかし今、時代が再び変わる。ネットの時代こそ若者が発言し行動する時代なのだ。

ボクは後ろから、そのサポートをする楽しみを見つけた。)