河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

江ノ電の鉄橋で、大好きな度胸試し!だが・・・

片瀬川に架かる鉄橋。

左側は土手と畑、右側はこんもりとした森・・・

どうやら江ノ電の鵠沼駅の先にある鉄橋だ。

川を越えると、右に大きくカーブして、その先は片瀬駅だ。

ボクは、その鉄橋の枕木をひとつひとつ飛び越しながら、対岸の片瀬に渡ることにした。

誰も見てはいない。

景色は子供の頃のままだ。

風は海の磯の香りだ。

きっと、片瀬川が上げ潮で海の水が逆流してきているのだ。

上げ潮の時は、ここでもフグや黒鯛が釣れるんだ。

江ノ電は単線だから、鎌倉行きが鵠沼の駅を出ると、江の島の駅で上下線がすれ違ってから、藤沢行きが鵠沼に来る。

その間、10分くらいの時間があるのだ。

その間に鉄橋を歩いて渡るのだ。

子供の頃、友達とよくやった度胸試しで、ボクの得意技だ。

よし行くぞ。

やっほー!

鉄橋は昔のままで、欄干も何もなく、枕木の間隔が・・・

えーっ!広すぎるのだ。

一個飛び越すのに、えらく時間が掛かってしまう。

こんな筈ではなかった。

昔はもっと、走るように渡れた筈だ。

その時、江ノ電の警笛が聞こえて来た。

畑の向こうから、右にカーブしながら一両の江ノ電が横に揺れながら走ってくる。

やばい!走れ!走れ!

こんな時は川の中に二つある、橋脚のどれかに枕木の間から飛び込んで、頭上を通過させる秘密の技があるのを思い出した。

枕木はあと三本、これを飛び越して、よし橋脚だ。

ボクは1メートル四方ほどの橋脚のスペースに飛び込んだ。

飛び込んで待ったが、江ノ電が来ない。

なんの音もしない。

その内、妙にオシッコがしたくなった。

やばい、電車が来る前にやってしまおうか・・・と考えてたら・・・覚醒。

(テレビで江ノ電の特集を見たせいかな、子供の頃の思い出が・・・。片瀬駅は今では湘南海岸公園駅と改名している。江ノ電の鉄橋渡りは小学生時代の度胸試しの遊びで、何度もやったけれど、大人に注意されたことはなかった。今なら新聞ネタか・・・どっちの時代が良いんだろうね)