河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

現実の世界から愛の世界を結ぶものは・・・

郊外らしき住宅街を自転車で走っている。 突然、目の前に急坂が現れた。 ボクは躊躇することなく、坂道を疾走する、まるで何かを振り払うように・・・。 いつの間にか、ボクの乗り物はスケボーになっていて、更に小さなコブをジャンプすると、列車の座席に座…

青の世界の裸婦…幻想の愛撫・・・

夜の波止場の桟橋に、透明な壁(多分ガラスか?)のベッドルーム。 群青色の小さな世界に、ふたつだけ灯りが点っている。 なんだか、シュールリアリズム感がいっぱいだ。 ベッドには、ポール・デルヴォーが描き出したような金髪の裸婦が純白の裸身を横たえて…

鍵穴からのぞき見る欲望のカリカチュア・・・

オペラ座の舞台そでからレンガの階段を降りると、楽屋へと続く道。 水溜りもある湿度の高い、無風の空間。 楽屋のドアーの隙間より差す、木洩れ陽のような紅色の光。 ドアーノブの下にある鍵穴。 それが、突然ディフォルメされボクの目の前に現れた。 息を殺…

芸能の神に誘われた…この幸せよ・・・

ここは大川端・・・? 彼方には言問橋の遠景が・・・。 川面の近い岸辺に材木屋・・・ 柳の木の下に独りのあすびめ(遊女)が・・・。 髪は崩しの島田、唇に真っ赤な紅を引いている。 左脇に素巻きの茣蓙。 右手には、笹の小枝。 そこで、ボクは気付く。 こ…

走馬灯のように、目の前の風景が廻り始めた・・・

ボクは独りで佇んでいる。 この空間を共有する人は誰もいない。 確かに独りでたたずんでいるのだ。 ノマド・・・ ここまで生きてきたから・・・ これからの人生は・・・ ノマドがいい。 遊牧民でいい。 老少不定…これからも命は予測し難く、年齢に関わりはな…

漆黒の洋上…その先は黄泉の渕?まさか・・・

黒墨をキャンバスに流したような漆黒の洋上。 わずかなフォローの微風をメインスルで掴み、ボクの操舵するディンギーはピスピスピスピスとバウで海を切り裂いて進んでいる。 ヨットが海と会話しているような音だ。 暑い。 猛烈な湿度だ。 海が涼しいなどと言…

欲望のハイウェイを西へ流れて・・・

車で見たことのない風景の中を走っている。 沿道には畑もあり、森もあり、川もあり、山も見えるが、そのどれもが記憶にない。 小高い丘もあり、盛り土に金剛杖が差してある。 誰かが土葬されているのだろう。 そんな盛り土が無数に点在している。 その時、こ…

終わりの始まりは突然に・・・

ダンススタジオのような鏡張りのフロアー。 ウッドの床に汗がしたたり落ちている。 「いちっ、にっ、さんっ、しっ、ごっ・・・・」 美しい掛け声の中で、空手の胴着をまとった女性たちが、正拳顔面突きの型練習をしている。 続いて、上段蹴り、後ろ回し蹴り…

東京の山村で渓流釣り…その時・・・。

梅雨空の渓谷は、時折雨脚が強く冷たい。 木々の切れ目から、黒い雲の点在が見てとれる。 渓流にはまだ、濁りが入っておらず、イワナ釣りには最高の条件なのだ。 さらさら流れる渓流の左手に、ワンドを見つけた。 本流の流れが入り込んで、深い池のようにな…

夢の中でスマホを見ている、そんな時代に・・・。

早朝の河原… 自然が浄化した透明な清水の流れ… その飛沫が朝もやを産み、密集している深緑の草々を濡らす。 一羽の野鳥が近くに舞い降りて来た。 ゴイサギだ。 コウノトリの仲間だから、シャープな肢体だ。 ボクは、そのゴイサギに向かってエアラケットでシ…

海のハンター。スキンダイブで狩猟するが・・・。

降りしきる雨の微かな音が頭上に心地よく聞こえる。 ギターのトレモロのような響きだ。 ボクは今、海中を探索中なのだ。。 ここはボクの大好きなダイビングスポットのひとつ、千葉県館山湾の南側にある沖の島だ。 海底の岩の形でそれと分かる。 お気に入りの…

愛国観とグローバル観の狭間で・・・

窓から見える路上に、サラリーマンの長蛇の列。 スタミナドリンクを買っているのだ。 ボクの居るオフィスにも、ドリンクを買った社員たちが戻ってくる。 ボクは彼らを無視している。 相手の内面を察して、話す気にもなれないのだった。 ボクの心の中に、彼ら…

卯の花の匂う垣根に・・ボクたちの夏が来た!

ウイスキーをシングルで喉に流してから、バタートーストに塩を振ってかぶりついた。 美味い。 これがボクたち「湘南エドワーズ」の朝飯だ。 せいちゃん、おけ、よこ…いつもの仲間たちがいる。 いつもの鵠沼の海、東急レストハウス前が、ボクたち「湘南エドワ…

ヨットレースは洋上の格闘技!だから好きだなぁ。

「スタボー!スタボー!」 右サイドから、こっちのヨットの進路に突っ込んで来た80フィートのレース艇のクル―どもが叫んでいる。 すげースピードだ。 風速が15ノットだから、船速が45ノットは優に出ている。 フィンランドのスワン社が作った、世界でも有数の…

不気味にうす暗い廊下の先にあるものは・・・

静かに佇む古い洋館の玄関を入ると、うす暗い廊下が延々と続いている。 何処からか、流れてくる乾いた空気の中にエタノール臭。 更にその中に、中学生の頃、学校の実験室で嗅いだホルマリン臭も。 裸電球が灯るその廊下の左右は、検査室や薬品室や放射線室等…

夏だ!祭りだ!テキ屋だぁ!

「四谷赤坂麹町 ちゃらちゃら流れるお茶の水、粋なねえちゃん立ちションベン。 白く咲いたがユリの花、四角四面は豆腐屋の娘、色は白いが水臭い。 どう、どうなの、買ってけ、ドロボー!」 神社の境内だ。 盛岡八幡宮のようでもあるし、鶴岡八幡宮のようでも…

半島の岬を降りると、壊れた水族館が…

小さな半島の足元の海。 伝馬の漁船で、漁師の松五郎と鯛を釣っている。 手バネのしゃくり、つけ餌はサイマキだ。 「夕日がおー、あの山の20センチぐれいの時に、ここいらの鯛が食う時合だおー」 松五郎が、西の山を指さして言った。 夕日が真っ赤に燃えて、…

ボクの故郷、鵠沼海岸の朝・・・

一面に立ち込めた朝もや… 砂浜に引き揚げられていた木造の漁船が、地曳網を下すのだろう、沖へ出て行った。 弓のように、きれいな弧を描く鵠沼の海・・・ 右手には小田原から真鶴へと続く伊豆半島、そして残雪の消えた富士山。 左手には、ボクの遊び場である…

ダイバーシティな共有・共生社会を探して・・・

砂漠を走ってきた長距離バスを降りると・・・。 そこは、見慣れない外国の日本人街だろうか。 広いストリートの裏路地に日本の木造家屋の雑貨屋や食堂、煙草屋、駄菓子屋などが、肩を寄せ合うようにある。 なんだか中華街の匂いもする。 いったい、どんな人…

欲望と言う名の街へ…そこで見たものは!

テネシー・ウィリアムスのドキュメンタリー映画を創ることにした。 そこで「欲望と言う名の街」へ取材に出かけた。 ボクのスタッフの小夏エリが、スクリプトを書く為に同行している。 この町は不思議な街だ。 香港や台湾のダウンタウンのようでもある。 酒の…

ドラマ?とんねるずのレイプシーン・・・

何処だか分からないが、駅まで車で疾走している。 郊外の松並木。 ボクはアクセルを全開でフルスロットル。 後ろから、なんとディンギー(小型の二人乗りヨット)が追い付いて来るのだ。 ヨットの上には、何処かで会った事のある男が二人。 ボクの車も、ディ…

横浜港でテレビのロケ中に便意が…まいったぁ!

窓からの景色は横浜港である。 見回すと、みなとみらいの大観覧車から、大桟橋にはクイーンエリザベスのような大きな客船が横着けされている。 大黒ふ頭の右手には、ベイブリッジ、本牧ふ頭から手前には山下公園とマリンタワー。 すると、ボクの居るところは…

阿久 悠さんと映画を観に行くのだが・・・

暗い待合室のような所に、阿久 悠さんと二人で座っている。 打ちっぱなしのコンクリートの壁、薬品の匂い… 嫌な空間だ。 病院かもしれない。 突然、阿久さんの鼻水がドバッと出て、止まらない。 ここにいてはまずいと思い、阿久さんを連れて映画を観に行くこ…

ロックのカルチェ・ラタンを!楽しい日曜日!

生憎の雨だ。 それも雨脚が強い。 低気圧が急激に発達中と、ラジオの天気予報が叫んでいる。 でも、このストリートはものすごい熱気だ。 あまりセンスは良くないが、郊外からやってきた若者たちで、道が埋まっている。 「おーい、テキ屋のおっさん、ゴミは持…

見果てぬ夢か。マンハッタンのボクサーに!

いきなりブルックリン・ブリッジの上にいるのだった。 ダンボからつり橋にかけられた木の歩道を歩いてきた。 マンハッタンの高層ビル群に明りが灯り始めている。 ボクが最も好きなニューヨークの風景だ。 ボクは橋の上で、独りの黒人の老人を探した。 いない…

年上の女性への憧れ…少年の初な恋物語。

ただ一面に立ち込める羽二重のような柔らかな霧。 草枕でまどろむボク。 「シゲルちゃん!」 微かに聞き覚えのある、ボクを呼ぶ透き通った可愛い声。 目を閉じて、心のアーカイブス走馬灯をめくる。 そうだ、ここは日光の戦場ヶ原だ。 では、この声は・・・…

知らない女性のマンションへ行ってオシッコ!なんで?

何処かで見た街を歩いている。 横浜・伊勢佐木町7丁目だ。 いちろく地蔵がある。 ボクは突然、尿意に襲われたので、梅沢ゆう子のマンション6階へ駆け上がった。 小奇麗な部屋の奥のトイレは、鍵が純和風の蝶つがい。 便器は白い土管を立てたような、丸い小さ…

事件に巻き込まれたらしい…怪事件なのだ!

事件が起きた。 何だかわからない。 子供が関係しているらしい。 犯人が子供なのかも知れない。 事件発生後、30分以内に犯人はマクドナルドに立ち寄っているのだ。 マックと言っても、田舎の食堂・・・又は寂しいローカル鉄道のひなびた駅舎のような暗い店だ…

劇男・一世風靡セピアを連れて慰問へ・・・

それは郵便局のような幼稚園。 幼稚園のような郵便局かも知れない。 一世風靡セピアを連れて慰問へ来た。 柳葉や哀川や小木や春海などのセピアメンバーが、フランスパンやアンパンを持っている。 このパンは、少し古いが何とか食えそうだ。 その不思議な建物…

寺門ジモンがボクを監視している、逃げろー!

四谷スタジオで、テレビ番組の収録が終わったので、ダチョウ俱楽部の寺門ジモンと一緒に帰ることにした。 と言うより、ジモンがボクの行動に関心を持っていて、金魚のフンのようについて来るのだ。 ジモンは筋トレやグッズや食い物に、関心がある奴なので、…