河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

EU離脱と言う名の鋭い刄

進歩の陰にはいつの時代も
退歩しつつあるものを
見定めることこそ
その時代に生きる人間の課題だろう
イギリスのEU離脱こそ現代人に
グサリと突きつけられた鋭い刄なのだ
例えば時代を越えてアンナ・カレーニナ
不倫の末に自殺に至った
愛に飢えた感受性の強い女
その彼女を前にして何をするにも
煩悶を伴いながら生きる内向的な男
この物語は作者トルストイ自身の体験
苦悩 思索が描かれた大作
ボクはこの19世紀のロシア社会と
現代のイギリスがオーバーラップする
他人の非を暴くことは容易だけれど
その後の人間関係は
非をもった人が後悔するだけでは
解決しきれない問題がある
それをどうするか?
これこそが人間の工夫の見せどころ
何でも知り抜いて
何も知らぬ顔をしていることこそ
様々な人間の歪みを治すことに繋がる
少なくても今はまだその時だった
イギリスは国民投票をすべきではなかった
(ボクはそう思っていた。しかし、国民投票が行われEU離脱と決まった。これで世界は大転換時代になる。これは革命だ。
好むと好まざるに関わらず、面白い時代になるぞ~)