窓から見える路上に、サラリーマンの長蛇の列。
スタミナドリンクを買っているのだ。
ボクの居るオフィスにも、ドリンクを買った社員たちが戻ってくる。
ボクは彼らを無視している。
相手の内面を察して、話す気にもなれないのだった。
ボクの心の中に、彼らに対する屈折があるのかもしれないな。
なぜだか、分からないが・・・。
社内の机替えが始まった。
ボクの机は一番隅っこの、しかも小学校にあるような小机だ。
社員たちが会議用のテーブルを並べ始めた。
小さな机の前に座っているボクにぶつかっても、お構いなしだ。
ボクはここでは、その程度の扱いなのか。
ボクはそこに座って考えた。
愛国心って、なんなのだろう。
簡単に言うけれど、愛国心だけあればいいのだろうか?
時代はもっともっとグローバリゼーションが進むのだ。
その中に、自国だけを守る愛国心の塊りだけではいけない。
もう歴史を自国だけで見る時代ではない。
グローバルな世界史…人類史をみんなで見つめる時代が、そこまで来ている。
隣国観より、世界観。
ボクは心の狭さを、解き放ちたいのだ。
地球人が、人類史を楽しく学び合う時代が必ず来る。
いつ?
こりゃまずい。
長生きしなけりゃ、それを共有できない。
筋トレだ。
ボクシングも続けなくては・・・。
稽古日はいつだっけ?
えーと、えーと・・・ふー目が覚めた。
(グローバル化の時代の世界観的な論文を、パラパラ読んでいたのが、夢に出て来たようだ。ボク自身も日本の伝統文化を誰よりも大切にしつつ、グローバル時代に対応したいと模索している。まぁ結論は、長生きしたい・・・だね(笑))