河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

遂に人生初の入院!・・・ところが・・・

病院の待合室。

なんだか雰囲気からすると、赤坂病院だな。

「河村さーん、入院でーす」

いきなり看護師の遠藤さんが、親しさを無表情で包んだ、いつもの顔で叫んだ。

「遂に入院か・・」

ボクは覚悟を決めた。

と、いうよりなんだか安堵した。

ボクは長い人生この歳まで入院の経験がない。

病院のベッドで寝たことも、点滴すら打ったことがないのだ。

だから、入院と言われる時の恐怖心がある。

いったい、どんな病気になるのだろうか・・・。

ボク程の健康体の奴でも、そんな病気に対する恐怖はあるものなのだ。

気が付くと、ボクは身体中に包帯を巻かれていた。

ミイラのお化けのようである。

そんな恰好で病院内を歩き回っている。

すれ違う医師やナースや患者さんたちは、ボクに無関心である。

全身に包帯をしたミイラが歩いているのに、みんな無関心なのだ。

ボクは不安になってきた。

これから何処へ行けば良いのだろう。

放射線科、CT,血液検査、MRI,透析室・・・

看板は色々あるが、何処へ行って良いのか分からない。

病院の廊下で途方にくれた。

ちょっと待て・・・

ボクの病名はなんだっけ?

これが一考に思い出せない。

あれ?

あれ?

「おーい、遠藤さーん!」

「おーーーーーい!」

今朝も自分の発する大声で目が覚めたのであった。

(今朝も寝苦しくて、夢の中の大声で目が覚めた。しかし入院の夢は、夢の中で嬉しかったのを覚えている。遂に入院したぞ!って感じだった。ボクは人の看護はたくさんやっているけれど、入院の経験がまだない。実はこれまで、医師に3回ほど入院を勧告されたけれど、すべて断ってきているのだ(笑))