河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

鬼を見つけるグラスを発明したのだが・・・

適当に込んでいる電車の中・・・。

ボクは座って、何気なく乗客を観察している。

いつものことだ。

物書きにとって、電車の中は恰好のネタ集積場なのだ。

無表情でスマホに夢中な会社員

大声で世間話の、おばさん軍団

物憂げな女子高生

テキヤの風貌をしたおっさん

缶コーヒーを持ちこんんでいるOL

いつもの風景だ。

そこでボクは開発したばかりの、鬼を見つけるグラスを装着した。

あの話題のgoogle glassとは違うし、模倣ではない。

やはり、ウェアラブルコンピューターではあるが、ボクの発明したメガネは鬼が見えるのだ。

昔々、鬼は鬼ケ島にいた。

いつも群れていたから、分かり易かった。

鬼が邪魔なら、鬼ケ島に鬼退治に行けば良かった。

しかし、現代は鬼が街に住むようになった。

しかも、善良な人間と同じ姿をしている。

人間社会で、犯罪が起きるのは全て、鬼の仕業なのだ。

だから、鬼と分かっていれば犯罪も防げるはずなのだ。

そんな訳で、ボクはボクの鬼メガネで、車内を見まわした。

びっくりした。

なんと、なんと、全員が鬼なのだ!

泡食って飛び起きた。

(鬼グラス・・・なかなかいい発想だ。これで犯罪が防げるなら、どなたか開発してください。言いだしっぺのボクはやるきがありませんが(笑)まぁ鬼ってのは、善良な人間の中に住んでいる、荒魂だと思うけれど…)