なんだか箱根の大涌谷温泉か、下北半島の恐山みたいな岩場・・・
硫黄の匂いが立ち込め、賽ノ河原まである。
地獄の入り口みたいだけれど、全く怖くないのはなぜだろう・・・
地獄と言っても、どんなところだか想像できない。
子供の頃は、大人から悪いことすると地獄へ行くぞ・・・
などと言われ、怖いところだと思っていた。
閻魔大王がいて、嘘をついた奴は舌を抜かれると思っていた。
しかし今、地獄と言われても、どんなところか分からないし・・・
第一怖くない。
地球上には、人間が作り上げた、もっと怖いところが無数にあるからだろう。
現代人は、地獄の存在など考えてないな。
そりゃそうか・・・
神道では、人が死んだら善人も悪人も神になるのだから・・・
じゃ、天国は・・・?
天国も創造できないなぁ・・・
子供の頃は、きれいな所で、花が咲き乱れ・・・
美味しいものがあって・・・
綺麗な女性が居て・・・
天国のイメージなんて、そんなものだった。
そんな天国なら、地球上に無数にあるし・・・
結局、地獄も天国もないんだよね。
待て・・・
じゃぁ、ボクが死んだら何処へいくのだろう?
地獄でもなく、天国でもなく・・・
行き場所がないじゃないか・・・
どうしよう・・・
まいったなぁ・・・
なんて、思い悩んでいたら目が覚めちゃったよ(笑)
(確かに、死んだら地獄か天国があるほうが良かったかも知れないな。科学や医学でいろいろ分かっちゃうと、逆につまらない。結局死んだら無になる。こりゃ確かに死にたくないなぁ。行き場所がないのだから・・・)