読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

堕ちるエレベーターは地獄行きか・・・

ボクは堕落エレベーターに飛び乗った。

その広場には、顔見知りが沢山いたんだ。

仕事関係、プライベート、御近所……

大勢の人々が、手を結びあって網を造っている。

制度とか規則とか習慣とか愛とか、網にはいろいろな札が付いている。

ボクはそんな札が大嫌いだ。

そんなのは、人間らしい欲望の放棄だ。

永遠に、社会制度なんかの網に打尽されない人間でいたい。

これまでも、そうして生きて来たし、そう生きて行く。

社会の中で、堕ちる道を自分で見つけ、堕ちきることによって俺自身を見つける。

人間だから堕落する。

生きているから堕落する。

それでいいじゃないか。

自分の生き方にカッコ着けることはないじゃない。

なんだか。無頼の徒、坂口安吾に囁かれるように、俺は堕落のエレベーターに乗った。

エレベーターの側面は透明で、横断歩道に佇む男が独り見える。

その人は、元ニッポン放送社長の亀渕昭信さんだ。

亀さんも、人の群れから外れて堕落の交差点を渡ろうとしている。

そこに二人の女性が駆け寄った。

道連れの女性たちと戯れながら、楽しそうに亀さんたちが歩いている。

堕落とは、自分自身の欲望の素直な発見の旅だ。

自分を救うのは自分しかいない覚悟で、ボクはエレベーターの閉めるボタンを押した。

堕落行きのエレベーターはなぜか、天空に昇り始めた。

(人間は堕ちる、だからまた昇る。堕落は人間の進歩なのに世間はそれを許さない。

若者はどんどん、堕落してほしい。今、国会議事堂前に集まっている若者たちには、

大いなる堕落をしてほしい。その後に答えは出る。)