深山の、秋の夕暮れ
紅葉を始めた木々の葉が茜色に輝いている
石清水の音に招かれている
急流の為に、岩で別れたふたつの水流
突然の別離
運命は、こうして音もなく突然にやってくる
「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
割れても末に 逢わむとぞ思う」
そうだよね
人間の運命なんて、いつもこんな感じだ
運命がいつも微笑んでいるとは限らない
突然の別離
でも、岩に引き裂かれた水の流れが
再び出会い、合流することもある
だから、運命は素直に受け入れよう
抗ってはいけない
谷川の清水のように、いつも静かに流れていれば良い
you are my destiny ♬
You are my dream come true ♬♫
(なんだかPaul Ankaの唄が全身に纏わりついて離れない。そうだ、今日は夕方にでも
武蔵野の雑木林を散策してみよう。霧立ち上る秋の夕暮れに身を投げ出してみよう♬)