河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

可愛い尻っぽが見えてるよ♬

月光が鋭利な刃物のようにキリキリと光っている

鎮守の森が風にスローモーションに揺れる

ご神木の陰に少年がひとり…

夜半の神社…

少年はかくれんぼをしていた

隠れん坊…

見つけてくれないから、いつまでも隠れている

少年はとても一途な子供なのだろう

その姿にコノハナノサクヤヒメも微笑んでいる

少年は一生懸命隠れているんだ

「もういいかい」

「もういいよ」

かくれんぼは隠れた者が声を出したり、自分から姿を見せたりする

隠れた者は、見つからないかと心配になってしまうのだ

尻っ尾を捕まれる

馬脚をあらわす

自分から証拠を見せてしまうものだ

人間って奴は隠れた奴がおびえる

見えない影に震える

一種の犯罪者心理に近い

放火などの犯罪者が現場に現れるってのはその心理だ

しなくてもいいことをする

かくれんぼから子供が学ぶことがあるんだ

それを知らないで育った大人は可哀そうだね

どんなに上手に隠れても…

ひきつった笑顔が見えてるよ(笑)

少年は木陰で幸せそうに眠っている

(今年はやたらと企業のトップが謝る醜い姿ばかり見せつけられた。

この時代、どんなに上手に隠れても、隠せるものではない。どんな情報も瞬く間に

シェアされる。最近は子供さえかくれんぼのルールが変化している(笑)

大人は遅れてる。隠せる時代ではないのだ。)