河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

山の動く日…来たる

また故郷の砂山に来ている

「我、男の子 意気の子 名の子 剣の子

詩の子 恋の子 嗚呼 悶えの子」

大好きな与謝野鉄幹を口ずさむ

男として凛とした勇気を頂けるのだ

そして、彼を一途に愛した与謝野晶子を想う

彼女の一節が浮かび上がる

「 山の動く日来たる かく言えども人われを信ぜじ。

  山はしばらく眠りしのみ。

  その昔において 山はみな火に燃えて動きしものを。」

与謝野晶子は、閉じ込められた感情を言葉にした

そして、自我を解放させた

山の動く日…来たる

人々が命のたいまつに灯をともし始める

空が赤々と燃える

今、何をすべきかはすぐに分からなくとも

何をすべきでないかは歴史が教えている

山を動かすときが来た

(今こそ時代は与謝野晶子を必要としている。大切な人の為なら大きな権力にさえ抗った人。肝のすわった言葉と言う最終兵器は強力だ。その上彼女は11人も子供を産み育てた。ボクには真似は出来ないが(笑) 精神は大いに継承したい。)