河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

勝つ極意は 徳川家康にあり

目の前に、居ない敵に視線を合わせる

その敵が、何処に居るのか

至近距離か遠いのか

そこに視線を合わせることを「目付け」と言う

架空の相手に目付けをしながらシャドーボクシングをする

これはボクシングだけではない

剣道も空手も柔道も、目付けが大事だ。

つまり、闘いは目先だけを見ていてはだめだ

近くを見ながら遠くをみる

これが勝負に勝つ極意だ

別に格闘技だけではない

組織をまとめる時にも、この目付けが重要だ

政治家には、もっとも必要な哲学かも知れない

ボクにこの目付けを伝授してくれたのは

徳川家康なんだ

家康は「御遺訓」の中でこう伝えている

 

人の一生は重荷を負い 遠き道を行くが如し

急ぐべからず

不自由を常と思えば不足なし

堪忍は無事 長久の基

いかりは敵と思え

勝つことばかり知りて

負けることを知らざれば

害、その身にいたる

おのれを責めて

人を責めるな

及ばざるは 過ぎたるより 優れり

 

つまり凡人は勝つことのみ考えるけれど

家康の望みは天下を取ることではなく

国家を造ることにあったのだ

近くを見ながら、常に遠くを見つめている

目付けだ

そんな政治家や組織のトップがこの国にいるのだろうか

ボクはシャドーボクシングをしながら呟いている

(新年早々の国会の委員会質問…なんだか予定調和の質疑応答が

だらだら続いている。政治家の頭の中は、次の選挙しかないのが見え見えだ。政治家は天下を取るのではなく、国家を造っていることを忘れちゃだめよ!と、言ってやりたいねー(笑))