河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

リアリティの儚さを

希望と夢と幻想が同じ言葉だと知った時
この胸に去来するリアリティ
自分の存在のやりきれない貧しさ
夢の儚さ
リアリティの脆さ
活断層の上のピエロ
二千の断層に生き残るリアリティ
それぞれの時代のシルエット
自分を支える価値観を問う
それは自身のふるさとに他ならない
室生犀星に逆らう気はないが
ふるさとは遠くにありて思うものでもなく
悲しく歌うものでもない
海を渡って寄せる南風
潮の香の切ないほどの湿度
甘じょっぱい味は潮か涙か
古い絵葉書のようなセピアの島影
寄せては返す片瀬波
波の際で遊ぶ小さなローリングストーン
気圧の中をすり抜けるスリル
みんなみんなみんな
多様なイメージの乱反射
ロックンロールのような風と波の音は
悲しみを陽気に叫ぶ歌なのか
(大自然の営みへの畏敬と恐怖。ボクたちが自然界の一員に過ぎないことを想い知らされた。ふるさとに帰りたい。帰ろう。
なぜだかそう想う。)