河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

好きになることに理由はいらない

カーレディオからビーチ・ボーイズが
海♪ 夏 ♪車 ♪女の子♪
一気に湘南ボーイのあの日に戻ってしまう
大切なものの為に身を捧げつくす純粋さ
運命の生け贄になることすら望んだ愛
まるでシェークスピアの世界観
頭で考えていては表現なんかできない
対立の恐怖さえ越えて愛に殉教した
若さゆえの悲劇もあった
人の存在そのものが哀しく切ないと知った
湘南ボーイなんて下衆の極みだ
でも、ゲスで良かったゲスが良かった
ゲスだから思うように生き抜いてきた
野生の獣にも似たゲスのエナジー
求めて止まない自分だけの異装
争いが絶えない地上でも楽しく生きている
多くの人々と言葉と心を重ね合える
ボクはこれからも下衆で生きてやる
未学を軽んぜず
下衆を侮らず
幸田露伴 『五重塔』より
(戦後の日本人はゲスで生き抜いてきた。
そしてまた世界で勝ち上がった。あのゲスのエナジーはどこへいった?
お利口さんばかりの世の中なんて詰まらない。)