河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

不条理と如何にして闘うか

目に見えない神を裏切らないこと
人と人との結びを大切にしてきた
日本人の秩序はここにある
都会に夏が来ると
この世の最も卑猥な生物にすら
街は冷たく意地が悪い
支配者はビルの群れ
虚無の無意味
人間たちのドラマは
同じ街を舞台にしながら
絡み合うこともなく
見知らぬ通行人のようにすれ違うだけ
体験と思索
夢想と妄想を身体中に詰め込み
混沌とした意味ありげな叫び声
女から借りた夢見る力
目からの衝撃を子宮の中で受け止める
風流の分かる女たち
過去など一羽の鳥のように飛び去る
真理とか自由は心情に過ぎない
孤独なモグラにだって自由な快楽はある
でなければ、生きている意味がない
不条理と如何にして闘うか
人間の良心の唯一の寄り処
失われた時を求めて
(マルセル・プルーストの言う失われた時を求める事が、人間にとってどんな意味をもつのか。夜の終わりにふと、考えてみる。やはりボクたちには、見えない神を裏切らないことにしかアイデンティテイは無いのではないか。)