河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

竹の釣り竿で熊を釣っているボクと少年

海の岸壁の先端で大勢の人々が群がって魚釣りをしている。

ボクは見物人である。

一人の若い女性が簡単な仕掛けの延べ竿に何か小さな餌を付けただけで、鯛を1荷(2匹一緒)で釣っている。

鯛の目玉がやけにデカイ。

よく見ると、頭だけしかない。

岸壁の下にオットセイがいるのだと言う。

確かに海の中には巨大な黒いものがうごめいている。

餌を落とすとすぐに食いついてくる。

大人の中に釣り師の少年が一人いた。

「みんなから離れて、釣ったほうがいいよ」

ボクが少年にアドバイスすると、少年はボクに釣り竿を渡した。

ボクに釣ってくれと言う顔を創っている。

ボクは釣りの仕掛けを左側に投げ込むと、すぐ小さなイワシが釣れた。

その魚を餌にして、釣ると大きなサバが釣れた。

そのサバを餌にして、背後の笹やぶや、にわとり小屋の辺りまで探ってみる。

ふと竹藪の中を見ると、小さな熊がいる。

ボクは熊の鼻先に餌を投げる。

餌はなぜか、50センチほどの板に乗せたおにぎりになっている。

熊はボクたちの見ている前でムシャムシャ食っている。

少年はなぜ熊に餌をなげちゃったの?と言う顔でボクを見つめている。

ボクだって内心は怖かった。

でも、もう少しおにぎりを持ってきて、この熊に投げつけて何とかしようと考えている。

(この少年は昔のボクだったのかもしれないなぁ。夢の場所が子供の頃、よく一人で釣りをしていた江の島の東浦だったから)