河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

ボクは絶えず、妄想を優先させて生きている・・・

ボクシングのリング上にいる。

スポットが眩しくて、観客席は見えない。

ボクの相手は、タイの世界フライ級チャンピオン、ポーン・キング・ピッチに似た奴だ。

右構えのオーソドックスでテクニシャンだと、ステップを見れば分かる。

左ジャブの使い方が上手い。

スピードもあるし、シャープだ。

ボクのウエイトはミドル級だから、パンチの重さはボクが勝る。

ポーンの左ジャブが、矢鱈にボクの顔面に当たる。

ピシピシ痛いパンチだが、効かない。

よし、好きなだけジャブを打たせて、隙を見つけて右クロスのカウンターから、必殺

左ストレートとまいりますか・・・

そうすりゃ、ポーンちゃんはぶっ倒れてゲームセット!

ボクは勝手に妄想している。

で、その時だった。

ポーンちゃんが、いきなり左フックを、ボクの脇腹に・・・

更に右のオーバーフックが、ボクのこめかみに・・・

ボクは、気持ちが良くなってしまった。

乙女の膝枕で、耳かきをしてもらっている。

でも、沢山の笑い声が聞こえる・・・

なぜ?

ボクは、突然気がついた・・・

ボクはリング上でダウンしていたのだ!

急いで立ち上がる。

カウントは8カウントだった。

助かった・・・

よーし、このー・・・

ぶっ倒してやるぜ!

世界チャンピオンになってやるぜ!

世界チャンプになったら、何をして遊ぼうかな・・・

ボクは、再び妄想の世界に入って行った。

(大きな客船で世界一周したり、アフリカのサバンナで猛獣と戯れたり・・・

日劇で歌のワンマンショーを開いたり・・・妄想はズンズン拡がって、再びリング上に戻ることはなかった(笑))