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河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

「お先にどうぞ」と、言える幸せ・・・

海が荒れ狂っている・・・

凄まじい風が怪物の咆哮のように耳をつんざく。

飛び散る波が顔面にぶち当たる。

船が沈没しようとしている。

ここは、タイタニックの船上のような修羅場・・・

人々は救命ボートで次々に脱出している。

ボートはラストの一艘になった。

ボクは残った人々を乗せる。

そして、最後に飛び乗ろうとした時、もうひとり乗客の男がいることに気がついた。

「お先にどうぞ」

ボクはほほ笑んで、彼を乗せた。

救命ボートは、沈没船から離れて行った。

ボクは傾いた船上で、独りで歌を唄っている。

「海・その愛」

加山雄三じゃんか・・・(笑)

ボクは・・・

「お先にどうぞ」

と、言えた幸せを噛みしめている。

これが、ボクの人生の目標だったからだ。

若い頃は・・・

乗り物や、エレベーターや店先で、人を押しのけたことがある。

若い女性には、レディファーストと言いながら・・・

おばさんには、ババアセカンドとか呟いてたこともあった。

でも今、死と言うものが見える年代になって・・・

人生の幸せを考えた時・・・

究極の幸せは・・・

「死に臨んで、何も悔いがないこと」

だと、気がついた。

権力や地位や金に強欲な奴は、いつも悔いを残している。

それを捨てきれない輩は、悔いの塊のようだもの。

だから、強欲な奴は死ぬまで幸せにはなれない。

気の毒な人たちなのだ。

今のボクは物欲も、やり残したこともない。

きっぱりと言える。

だから、沈んでいく船上も怖くはない。

その上、ボクは水泳が得意だし、いつの間にかライフジャケットも着けている。

ボクは、にっこり笑って大海原に飛び込んで行った!

最後の最後は、自分の体力勝負だ!

(なんだか、カッコ良すぎるが、人生最後の時は、こうありたいな。

「死に臨んでなにも悔いがない」これが本当の幸せ、なんだろうと思う。

それを夢の中で確認できた。)