河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

ボクはいつも、今が一番楽しいな・・・

武蔵野の雑木林を逍遥している・・・

今年の春の訪れは、まだ先だけれど、小さな緑の蕗の薹が顔を覗かせている。

そこに、大勢の人々が丸くなって話をしていた。

人生を考えるシンポジュームだそうだ。

子供から老人まで一緒だ。

テーマは、「あなたの人生で良かった時は?」

幼稚園児が言った。

「おっぱいを飲んでいた頃だよ」

小学生が言った。

「幼稚園の頃です」

中学生が言った。

「小学生の頃かな」

高校生が言った

「中学生の頃さ」

大学生が言った。

「高校生だよ」

社会人が言った。

「学生時代だな・・・」

結婚した夫婦が言った。

「自由な頃が・・・」

定年オヤジが言った。

「働いていた頃だね・・・」

 

結局、みんな自分の人生に気付くのが、ワンテンポ遅いんだ。

誰の人生も、今が一番楽しいってことさ。

 

ボクの人生、こんな先まで生きて来たけれど・・・

気が付いたら、ボクは悔やんだことがない。

横槍を撃たれたり、金に不自由したり、尊厳を傷つけられたりもした。

愛も恋も沢山失ったさ・・・

でも、いつだって悔やんだことはない。

その時、その刹那が、いつも一番だった。

人生ドラマだもの、喜劇も悲劇もあるさ・・・

誰もが、世界でたった一つのドラマの主人公・・・

奇想天外・支離滅裂・空前絶後・波乱万丈なほど、人生が豊かになる。

 

車座の人々が、一斉に立ち上がった。

想い思いの方向に走り出した。

きっと、すばらしい今を見つけたのだろう ♪♬♫

(昨日は、一日中小説を書いていたので、寝ても頭の中でストーリーを構成していたようだ。この夢は、何だかショートなミュージカルに出来そうだな♪♫♬)