河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

あの顔で トカゲ食うのか ホトトギス

満開の梅の花

その小枝に鳴くウグイス

なぜだか、足元は海になっていてニシンが泳いでいる。

その風景をスマホで撮ると・・・

それは突然、絵画になった。

タイトルは「春告げ花鳥魚」

なかなかいいねと、自己満の極み・・・

シュールな画家、ポール・デルヴォーの「春」にも負けてない。

その時突然、絵画の中に少し大きな鳥が飛び込んできた。

美しいホトトギスだ。

いきなりウグイスを蹴散らして、その巣の中に座り込んだ。

「おお!これがホトトギスの托卵ってやつか!」

ホトトギス・時鳥・不如帰・・・

こいつには、いろいろな書き方があったっけ・・・

可愛い顔をして、トカゲを食っている。

なんだか怖い鳥だ。

自分で巣を造らず、ウグイスの巣を奪い取る。

そして、自分の卵を産んでウグイスに育てさせる。

なんだか、人間の社会にもこんな女性がいるよなぁ。

かわいい女には棘がある。

気をつけなくっちゃねー。

(東京の桜も開花して、いよいよの春。それで夢がこんな映像になったのかな。

「あの声で トカゲ食らうか 時鳥」 室井其角の句がある。

それを夢でパクッたようだ。)