河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

遠ざかる風景の限りないディスタンス…

久しぶりに車を走らせている

カーラジオからはジョージ・マハリスのルート66が…

ボクはサンルーフをフルにオープンする

車に積んでいたモノが車外に飛び出していく

ゴルフクラブ

アブ・ガルシアのリール

なかでろくたろうのクラシックギター

ブランドバッグ、時計、シューズ、シーナイフ

パソコン、スマホ、タブレット

書きためた原稿

ボクの歴史を飾った写真

みんな飛び散って大空にすいこまれていく

それでいい

それがいい

もうボクにはモノなどいらない

モノがなくても生きていかれる自信がついた、やっと…

次は身体の中だ

心の中、頭の中…

ボクはひとつひとつの想い出を一絡げに袋に詰めた

大切だった人々も袋に仕舞い込んだ

袋は大空に飛んで行っちゃった

軽い、心も身体も、軽い

遠ざかる風景の限りないディスタンス

遊行の旅路

ボクはとうとう憧れていた遊行の旅にでるのだ

処で…

この愛車ムスタング・グランデはどうしよう?

しばし黙考…目が覚めて現実へ戻って来ちゃったよ(笑)

(遊行の旅…ボクの人生の最後はその旅人になるつもりだ。すべての繋がりを絶ち、

気ままに息絶えるまで旅を続ける。このすばらしいロマンが最後にあるからこそ、

ボクは今、生きていることが楽しい。苦痛などない!)