蒼い月明かりに光る浜辺
多勢の友たちと遊び興じた砂浜
嬌声・音楽・風の音…
今は誰もいない海
人の世は蝉の抜け殻…うつせみ…
ひとりで生れ来て、独りで終わる…
それでいい…
「まな板に ゆたりと鯉の 昼寝かな」
大好きな俳句のひとつが浮かぶ
関東でその名を馳せた…いや、アメリカの新聞にも東洋のカポネと紹介された
某やくざ組長の辞世の句
男の心意気は男の粋であり、生きかただ
男心に男が惚れる
そんな男になってみたい
粋で鯔背で肝の据わった男になりたい
命取ろうか女を取ろか…
死ぬも生きるも五分と五分
世間様にはちっぽけな事に、こだわる男になってみてえもんだ…
さて、まな板の上に大の字で昼寝でもしようかね…
(なんだか東映のやくざ映画みたいなシーンだった(笑) でも、日本男子は本来、
こんな生き様を求めてる奴が多い。そんな奴らが寝たふりしてるから世の中が面白くない。そろそろ起きてひと暴れしようよ(笑) 男が惚れる男たちよ!)