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河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

ピアニシモと言う生き方

それは竹久夢二の絵の少女と言うより
伊東深水のもの深げな婦人だ
今、ボクの前に佇む人
銀杏返しの髪に
黒繻子の半襟
背筋を伸ばした立て膝から
匂う如くなふくらはぎの白さ
長い睫毛をそっと伏せて
薄い唇を頑なに結んでいる
仁侠映画のワンシーンのような
夏の京の夜半の川床の甘き刹那のような
そんな風景の中にボクが居る
目に写る婦人は
風の揺りかごに深い憂いを宿して
漆黒の世間に身を任せている
彼女の佇まいはいつもピアニシモ
ビアノフォルテの美しい調べ
その儚い弱さは、強さの欠如ではない
弱さと言う生き方なのだ
ピアニシモと言う生き方
ストレスのない柔らかな生き方
ひたすら生を楽しむ生き方
弱さは生き方であり
強くなる必要などなにもないのだ
(嫌な奴が前から来たら、無理に挨拶することはない。隠れてしまえばいい。弱さは強さの欠如ではない。ボクの弱さの進め)