春の灯をのせて屋形船が浮かぶ海
世界中で地球の限られた資源を奪い合っている現実から
逃避したような世界
あの東京湾の屋形船と
地中海の難民船の間にある径庭
ボクたちは一体
どのような眼差しで、ニュースな映像を見ればいいのか
テレビは相も変わらずに、大喰いの馬鹿騒ぎ
味も分からぬ芸を持たないゲイニンが味を語る不思議
それを垂れ流し続ける放送局
それを金でバックアップするクライアント
賞味期限と言う経済優先の基準で
充分食える食料を捨て続ける企業と行政
隣のチャンネルでは、飢餓の悲惨な世界映像
毎日、地球上で餓死する人々は25000人
その内、5歳以下の子供は19000人
日本人が馬鹿騒ぎして、食って遊んでる間にも
5秒に一人の子供が、腹をすかして死んでいる現実
一体全体 BPOとか番組審議会など何をやってんだろうか
そんな世界の中で、グローバル社会の到来に鑑み…
などと、馬鹿な念仏を唱える経済人だの有識者
今の日本人の食生活を世界中の人々が始めたら
この地球1.6個分の食料資源が必要なのだ。
先進国とは、もはや先に進む国ではない
これからは後ろに下がって行くことが必要なのだ
先進国が後進国になることだ
伊勢志摩サミットでは是非、これを議題にしてほしい
そんな訳はねーだろうな(笑)
(テレビでは避けているか、逃げている、だから世界のリアルなニュースはネットで見るのが習慣になっている。そしてテレビって奴が如何に国民を意識誘導しているかを感じている。そんな想いの春眠の一刻である。)