河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

本日はアバンギャルドでシュールな3本立て!

① 真夜中の大都会の喧騒の中に浮かび上がっている停車場。

甲高い汽笛を響かせて、蒸気機関車が入ってきた。

運転手は、せんだみつお!

仕事が無いと思っていたら、こんなアルバイトをしていたのだ。

ボクは鈍行列車に乗っている。

木製で布のシートが張ってある、汚い椅子に座っている。

真横を急行列車が抜いて抜く。

ボクは切符を確かめると、領収書付きの切符には黒沢 明監督の印が押してあった。

 

② 浅草のストリップ劇場。

客席では、男たちがタンバリンを持って、ステージの踊り子さんの応援をしている。

あき竹城が、豊かなバストをユサユサ振って、大サービス。

その時である。

舞台下手より、白い大蛇が現れた。

10メートルはある、巨大な蛇だ。

あき竹城は、あっと言う間にそのデッカイ白蛇に呑まれたしまった。

客が一斉に、ポラロイドカメラで撮影している。

この写真を妊娠した女性に見せると、良いらしいという噂があるそうなのだった。

そうか、では誰に見せようか?

考えていたが、全く思い付かないのだった。

 

③ 体育館のように広い教室の外にたたずんでいる。

中では、クラスの仲間たちが、体操のようなダンスをしている。

教師は山城新吾ちゃんだ、なぜ!

しかし、クラスの仲間に顔の見覚えのある奴がひとりもいない。

ボクは独り阻害されているのだ。

群れから外れているのだった。

でも、それでいい。

実はボクは、独りを装っているだけだから。

こんな刹那がたまらなく好きなだけだ。

ボクはこれから、そっと教室に戻って、みんなの仲間に加わるだろう。

いつものように、他人と楽しそうに交わり、同じエレベーターに乗るのだろう。

何気ない顔で・・・。

(寝ながらメモを採っていたので、三作とも思いだすことが出来た。しかし、夢に出演してくれた、せんだみつお、あき竹城、山城新吾・・・みんな同時期にボクとテレビ番組を共にした人たちばっかりだよ(笑))