河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

久しぶりに、釣り仲間の愛ちゃんの登場だぁ!

大好きな鯛釣りに海に出ている。

鳥瞰で見ている大海原。

ボクの乗っている釣り舟は、フェリーボートのような形をしている双胴船である。

ボクは、一番好きな船のポジションである、右舷の艫に座って、手ばねのしゃくり竿で釣っている。

釣り餌も、生きの良いサイマキを使っているので、期待していたのだが、鯛の当たりは一回もなかった。

鯛釣りにボーズはつきものだから、潔くあきらめて、マスターの店に寄った。

マスターはスラリと背が高く、俳優にしたいような苦みばしった男である。

マスターと呼ぶのは、従業員の皆さんで、ボクは愛ちゃんと呼んでいる。

名前が愛之輔と言うのだ。

年齢はボクより上だか下だか分からない。

二人で年齢の話などしたことが無いのだ。

愛ちゃんは、伊豆の早川で釣り具屋をやっている。

でも、これは趣味が高じた副業で、本職は葬儀屋さんである。

愛ちゃんの店に入ると、壁に新しい鯛の魚拓が10枚ほど張ってある。

愛ちゃんが、ボクを待っていてくれた。

ボクが釣れなかったという情報を、すでに漁師から無線で聞いたのだろう、ボクにお土産にイナダとイカをくれた。

これが愛ちゃんの心遣いなのだ。

愛ちゃんは口は悪いけれど、いつもボクに、とてもよくしてくれる。

この店の常連の釣り師たちも、優しい奴らばかりだ。

釣り談議に花が咲く。

「俺は相模湾じゃ釣りの腕前は、誰にも負けねえや」

が、口癖の隠居の爺さんも居る。

みんなで、火鉢の火でイカを焙りながら、笑いっぱなしである。

そのシーンが引きの構図になっている。

良い場面だなぁ、などと思っていたら目が覚めたようだ。

(大好きな釣り、会いたかった愛ちゃん。夢と言うより、現実に近い場面だった。

なんだか、とっても得をしたような朝である。

愛ちゃんは釣りも名人技だけど、ゴルフもシングルだ。どうしているかなぁ。

電話してみよう)