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河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

散る桜への哀愁

桜は散り際がいい
満開の桜はあまりにも完璧だ
風に舞う花びらの趣
そんな遠景の中で言葉を紡ぐ
暖かき光はあれど
野にみつる香りも知らず
浅くのみ春はかすみて
麦の色わずかに青く
旅人の群れはいくつか
畠中の道を急ぎぬ
こんな風景に身を置いた青春を想い
青春の終わりを渋く味わう
青春とは人生のある期間ではなく
心の持ち方を言うのだ
青春は取り戻すことのできない命ではない
久方の 光のどけき 春の日に
静こころなく 花の散るらん
昨日またかくてありけり
今日もまたかくてありなむ
この命 何をあくせく
明日をのみ 想いわずらふ
(やはり、この散る桜の季節には
島崎藤村がいい。風に舞う花びらに日本の春の趣が集約されている。まだ間に合うかな。散る桜の下を歩こう。)