頭の中を、様々な想いが駆け巡っている。
新しいYoutube映像企画案・・・
放送作家志望の若者達に教えたいこと・・・
年末のイベント演出案・・・
ボランティア・サポート・・・
見たい映画・・・
美味いカキフライが食べたい・・・
格闘技の稽古に行こう・・・
頭の中を、様々な想いが浮かんでは消えて行く。
淀みに浮か泡沫(うたかた)のように・・・
人は現実と同時に、虚構を生きている。
今は、虚構なのだと、なぜだか認識している。
人は身体の中や、記憶の内に危ういものを持っている。
生きるとは、その危うさと内心の葛藤でもある。
仲間、宗教、哲学、芸術と言ったものが必要なのは、その危ういものを克服する為なのかも知れないな。
「私たちを動かしているものは、私たちが知らない無意識の世界なのだよ」
フロイトは、そんなことを言っている。
そうだろうかと、ボクは反論する。
自分の行動は、自分の意思で決めていると思いたいから・・・。
それに、フロイトは「ノー」と言っているのだ。
ボクはフロイトほどの洞察力がないから、それ以上の理論構築ができない。
ここは、ジクムント・フロイト案に乗っかろう。
だから、現実と虚構を行きつ戻りつするのも、また乙なもんだと考えている。
(この夢そのものが、虚構だか現実だか分からないものだった。もしかしたら肉体は眠っても、精神はまだ起きていたのかもしれない。昨夜、近所で殺人事件があり、
辺りが一晩中ザワザワしていた。浅い眠りは、そのせいかも知れないな。)