立派な会議室・・・
コの字型の会議テーブルの対面に総務省や経済産業省もいる。
ボクのサイドには、テレビ各局の海外番組販売の担当責任者がいる。
そうだ、ここは経団連の会議室だな。
ボクもIPの管理者団体の代表で出席している。
今日のテーマはIP (Internet Protocol) …つまり知的財産権についてだ。
映像作品の海外海賊版対策についての、オールジャパンの対策会議である。
しかし、どうにもシャープな結論がでない。
まず、知的財産権を、このSNSの時代にどう改革するのか・・・
ボクはいつも、そこを議題にしているのだが、テレビ各局の足並みが・・・
Youtubeなど、まったく新しいメディアが台頭している新時代なのだ。
ボクは、思い切って持論を発言しようと、手を挙げた・・・
その時・・・
どやどやと、知らない人々が会議室に乱入してきた。
どうやら、この会議室を次に使う人たちのようだ。
ボクは、次の会議室に向かったが、うっかり場所を聞かなかった。
そのうち、ボクは木造の小さな建物の廊下にいて・・・
飛び込んだ会議室は、小学校の教室だった。
ボクの為に小さな、木の椅子がある。
お尻がはみ出すくらいに、小さい。
そこに、若い女の先生が来た。
白いセーターにスラックス・・・
「あっ、みるくタンク!」
そう、その先生は胸がとても大きいので、みるくタンクと呼ばれている。
そのあだ名を付けたのは、小学生のボクだった。
「わぁー、みるくタンクだ!」
ボクは、すっかりみるくタンクに見とれている。
知的財産よりも、視覚的財産のほうがいいなぁ・・・
ボクは、独りでうっとり呟いている。
(ジャパンコンテンツ運営評議委員会運営会議が毎月、経団連で開催されている。
名前が長すぎて、関係者でも覚えきれない(笑)ので、通称ジャパコンと言う。
ボクも一昨日、出席したが、その場面が夢になった。みるくタンク先生は、今頃どうしているかなぁ)