静かな森の中を抜けると・・・
突然の猛烈な吹雪である。
雪の粒が目に飛び込んで痛い。
その上、台地が揺れ始めた・・・
大地震だ。
突然、雷光が煌めき、天空が真っ赤に染まる。
火山の噴火なのだ。
大自然が、怒り狂っている。
ボクは今、なぜにこのような試練を受けなければならないのだろうか・・・
これが、地獄と言うものなのか・・・
ボクは、大自然の前に呆然と立ち尽くすのみであった。
その時である。
炎と吹雪と揺れる大地の彼方から、大きな怪獣が現れた。
ゴジラかアンギラスか・・・
そんな映画の登場シーンのように、そいつは現れたのだった。
その怪獣は、何か叫んでいる。
「ヒンプ・ヒンプ・ヒーンプ!」
貧富?
そうか、こいつが最近あちこちに出没する怪獣「kakusa」って奴だ。
こいつが現れると、人々の心をむしばみ、社会を歪める。
一説には、大企業とつるんだ政治家が送り込んで来た怪獣とも聞く。
こいつが怪獣・格差って奴なのか・・・
こいつが歩くと、あっちこっちで紛争が巻き起こる。
よーし、皆でこいつをぶちのめそうじゃないか!
皆、今こそ心の矢を放て!
暖かな火を燃やして、狼煙をあげろ!
おーい、そこの連中は寄せ集まって何してんだい?
「代表の選挙で、それどころじゃありません!」
あのなぁ、民主党さんよ・・・
それじゃ年末に訳のわからない選挙やった自民党と、同じじゃないか・・・
誰か国民のほうを向いてる奴はいないのかい?
ながたちょー!
(なんだか、新年早々、腹を立てながら目を覚ましてしまった。いつもは穏健な?ボクとしては非常に珍しい夢だった。怪獣「KAKUSA」これいいね、よし、歌を創ろうかな(笑))