河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

悲しき権力者・ムスターファ

何処にでもいる困った男

自分勝手で、望むことは何でも出来ると思っている

♬ヤムスタファ

ヤムスターファ♬

現代の悲しきムスターファは独裁者を気取る

それも小さな小さな世間で

小賢しい独裁者は、どいつもこいつも似たり寄ったり

まず小さな権力を見つけると、しがみ付いて離さない

そして独裁者を演じはじめる

演じるならまだいい

殆どは演じそこなっているのに、気がつかない(笑)

周りの取り巻き連中も言わない

逆恨みされたくないから、見て見ぬふりだ

やがて悲しきムスターファは裸の王様の末路

権力闘争は必ず最後に破れるものなのだ

祇園精舎の鐘の声

諸行無情の響あり

やがて人心は離れて行く

対人関係で大切なのは

自分の居るべき位置の測定を怠らないことだ

自分の位置が分からない権力者は

自分の存在さえ分からなくなるのだ

ボクの近くにも悲しきムスターファがいる

せこい勢力にこだわり、虚勢を張り

短絡的に対立抗争へ持ち込む

人の道にはなくてはならないユーモアや機智の欠片もない

ユーモアや機智は、大人の教養を物語るものだ

つまり、それがない奴は教養がないと言うことだ

教養のない奴が、権力を振り回しても

人心はついては行かない

そんな奴に取り付いている輩も

早く逃げ出した方がいい

誰がカモだか分からない時は、自分がカモなのだから…

(昨夜、福田恒存さんの「私の幸福論」を再読した。教養と権力

のページでは、同じ思いを共有できた。教養のない奴に限って

権力者になりたがる。無理だってばムスターファ…)