河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

おお、オーケストラの指揮者になってる!

何処かで聞いたことのある曲だ

運動会で…

いや、何かのコマーシャルソング

カステライチバン デンワワニバン サンジノオヤツワ

文明堂だ

でも、ボクの目の前には交響楽団がいる

全員がブラックスーツのオーケストラ

この曲は歌劇 地獄のオルフェからの「天国と地獄序曲」

オッフェンバッハの作曲だ

驚いたことに、カメラがズームアウトすると

指揮者はなんとボクじゃないか!

しかも、いつものジーンズにお気に入りのGANESHのシャツ

タクトする手先はぎこちないけれど、オーケストラはついてきている

ボクの精神は曲の中に入り込んでいく

ギリシャ神話のオルフェイス

青緑色の沼の中に福与かな肉体の女性がいる

豊かな乳房を半分見せた上半身が彫刻像のように

池の中には顔を半分埋めた妖怪の死体が浮かんでいる

池の中は地獄なのだ

彼方の空はドーンパープルの夜明けだ

希望の光が瞬いている

彼女はしっかりとした澄んだ瞳で屹立している

シュールな画家 レオノール・フィニの「終末」に似て…

そうなんだ

地獄へ行くにはいったん、天国へのシステムを経過しなければならない

そんな約束事があるらしい

Heaven and Hell

人生は複雑で面白いの

ボクの行く先はどちら

「天国と地獄 序曲」はクライマックスを迎えた

(クラシックのオーケストラなど指揮したことがない。けれどちゃんとやっているボク。団員たちも文句も言わずボクの目を見てるのが面白かったな。

しかし、文明堂のCMが天国と地獄なんてシュールすぎるよね(笑))