河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

ついに太極拳の極意を会得・・・それは・・・

ボクは今、太極拳をしている。

衣装はお気に入りのブルーの表演服・・・

ジャッキーチェンとお揃いだ。

場所は・・・なんだか林の中の空き地のよう・・・

太極拳の極意は・・・

動静の機。

陰陽の母。

人、剛にして、我、柔なる。

うーん、そうは言っても難しい。

呼吸を正し、静かな動きの中に、激しさを秘めるのだ。

理屈は分かっていても、なかなか身体が安定して留まってはくれない。

その時である。

樹上から、木陰から、草の中から・・・

ばらばらと現れた白い木蘭服の男たち・・・

やばい!

一斉にボクに襲いかかってきた。

人、剛にして、我、柔なる。

正拳で来た相手の腕を閃通背でかわす。

得意の関節技なのだ。

突っ込んで来た数人を、二起脚で跳ね飛ばす。

これもボクが得意な二段蹴りなのだ。

なんだか、ボクは強いのである。

相手の連中は、相当に怯んでいる。

それは、ボクが「先のけい」を会得しているからである。

これは太極拳の力の原理なのだ。

相手の攻撃を目で見るのではなく、心で見る。

耳で聞くのではなく、心で聞くのだ。

ジャッキーがボクにそう教えてくれた。

自分の持つ五感の総合力として、第六感を感じるのである。

そうだ、これだ!

この感性を応用すれば、相手の攻撃の意思を未発の内に知り、自己を常に主導の位置に置いておけるではないか・・・。

これだ、これを仕事に役立てよう。

やったー。

太極拳をやっておいて無駄ではなかったぞ。

さぁ、仕事にでかけよう!

なんだか、興奮して起きちゃったよ。

(なんだか、暑くて寝苦しい朝、飛び起きてしまった。これは使える。この極意は応用できる。急いで夢のメモを採った。今、こうして書いていても確かに「先のけい」は使えるね。プロ野球のイチロー選手は、この極意を会得していると思う。彼はボールを目で見ているのではなく、心で見ているに違いない。あのバットコントロールは、それ以外には考えられない。))